8月9日(水)は千日詣。紀三井寺最大の年中行事、一日のご参詣が千日分の功徳に当たるとされる特別な日です。

1253年前に紀三井寺を開創された唐僧・為光上人が大般若経600巻を書写し終えたとき、龍宮の乙姫が現れて、龍宮城の龍灯を献上し、毎年この日8月9日の龍灯献上を約束した故事に由来します。

このいわれを再現した「龍宮乙姫龍灯献上行脚」は2017年に始まりましたが、コロナ禍で中断されました。今年は4年ぶりに当日夜8時、オーディションで選出された4代目の乙姫を中心に4回目の行脚が行われる予定です。3年前に製作された乙姫の守護龍も登場します。

引き続き、夜8時半頃からは、幸福をもたらすとされる「福棒投げ」も実施される予定で、今年年頭の「速駈詣」で女性の優勝者・。速駈姫が大樟ステージ上から投じます。

楼門前参道の夜店も、今年から復活となります。夕方17時過ぎ頃からご利用可能です。

御祈祷・御回向は、19時が最終受付。御朱印・福棒購入・お守り授与等も19時までです。

ケーブルカーは、この日に限り、暑さを避けて早朝や夕刻にお詣りの方々の為、6時半から21時半(午後9時半)まで運行されます。料金は、この日に限り、「千日功徳結縁料」として、ご年齢に関係なく、上りは500円、下りは200円均一です。ご了承ください。この日だけの結縁券が授与されます。

一昨年から授与されている「千日詣特別朱印(500円)」は、龍宮乙姫と龍が朱印となり(龍宮乙姫伝説実行委員会デザイン)「千福来」「龍灯献上」などと記されています(画像参照)。こちらは8月1日から10日の十日間授与されます。千日詣当日は19時まで授与出来ますが、他の九日間は、通常通り8時~17時までのご授与です。

どうぞ皆様、紀三井寺千日詣にお詣り頂き、千日分の御利益(ごりやく)をお受け下さい。

ただ、台風6号の影響が心配されます。コースによっては様々な行事が実施出来ない場合もございます。皆様も、どうか無理をなさらず、可能な範囲でご来山、ご結縁下さいませ。

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【京阪神・関西航空方面より】
JR線
和歌山駅より紀勢本線(きのくに線)乗り継ぎ、普通電車南方面へ
2駅目紀三井寺駅下車。徒歩10分
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紀三井寺バス停下車。徒歩10分
【高野山方面から】
高野山-橋本(JR和歌山線)乗り換え、和歌山駅下車。約2時間20分
【新宮・那智・勝浦方面から】
新宮-那智-勝浦(JRきのくに線)-海南駅(乗り換え)
-紀三井寺駅下車。約4時間

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阪神高速または近畿自動車道阪和自動車道を利用し、※和歌山ICまたは※和歌山南IC(スマートICにつきETCのみ)で下りる。
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