8月15日はお盆の送り火。申し込まれた1600灯に及ぶ各家先祖代々・有縁尊霊の灯籠が、境内に配置された桟に架けられてゆく途中から、天気予報にはなかったゲリラ豪雨が再三来襲しました。
通常でしたら19時からの点灯、20時からの読経とお焚き上げ予定の所、急遽変更して、19時前より各灯籠のローソクに点灯し、参会の皆様、お世話人様、観音講様の手助けも得て、点灯の済んだ灯籠から境内・本堂前広場中央に設えられた炉の前の前田泰道貫主の手許に運び、僧侶の読経を背にした貫主が祈念して炉に投じる手順で、供養が行われました。
終盤には滝の様な豪雨にも見舞われましたが、無事全ての灯籠を炉でお焼きして、諸霊を天へとお返しするご祈念が出来ました。
お申込みいただきました皆様に厚く御礼申し上げ、常より、有縁諸霊の御供養を続けて参りますことをお約束して御報告とさせて戴きます。