紀三井寺では、節分と旧暦初午の日に、その年の年男の人をお招きし、豆まき、餅まきの福男を勤めて頂いて参りました。男性限定だったこの慣例を改め、今年からは女性の「福女」さんもご依頼する事と致しました。
紀三井寺も遅まきながらの「ジェンダーフリー」……男性だから、女性だからという観念を取り払い、性別による格差の無い社会を目指します。
去る三月二十一日(土)旧暦初午の日、午後四時から行われた「初午福つき大餅投げ」には三名の福女さんが登場されました。
餅まきは、畳半畳ほどもある繁昌餅の投下に始まり、約四俵、厄除けの厄餅を含む三千個の餅と、有志企業、個人様より寄せられた約三千個の景品が、七人の福男・福女の皆さんと前田貫主によって投じられ、快晴、境内の桜樹に春の到来を告げる歓声がこだましました。