一日のお参りが千日の功徳、8月9日の千日詣のクライマックスとなる「龍宮乙姫龍灯献上行脚」が無事執行されました。
午後8時、大勢の御参詣者が見守る中、五代目龍宮乙姫の一行は、松下講堂から大樟舞台へ。乙姫・女官と守護龍が色とりどりの照明の中、龍宮の舞を披露し、龍宮の土産が巫女に渡されると、乙姫は舞台壇上へ。前田泰道貫主が龍灯を受け取り、その功徳を聴衆に説きます。守護龍と住職が、乙姫を本堂へと案内して厳かな行脚を開始すると、参詣者は、目にしたものに幸運をもたらすとされる龍灯と、妖艶な乙姫たち一行の行脚を、固唾をのんで見守り、一行は本堂の観音様の御前まで進んで、無事行事は執行されました。
今回から、この行事のいわれを巫女の一人がナレーターとなって紹介しましたが、千日詣りの起こりとなった出来事が良く理解できたと、好評でした。
この行脚は、千日詣当日、今後も行われる予定です。皆様もどうか一度ご結縁下さいませ。