去る8月15日(日)夜、紀三井寺境内にて、お盆送り火・灯籠供養が無事厳修されました。
今年は天候不順で、お盆は連日、大雨風が続きましたが、15日正午過ぎには回復。夕刻16時頃から境内にしつらえられた掲架桟には、かねてより申し込まれた1700灯を越す灯籠が吊るされました。今年は、新仏や、節目回忌のみ霊を送る大灯籠が62基と、多数申し込まれました。
19時前からは、御参詣の方々のお手伝いも戴いて、一灯一灯にローソクの火が灯され、20時前からは、前田泰道貫主を御導師に本山僧侶の唱える読経の間に、炉には火が入れられ、境内中の灯籠が、炉に運ばれて、み霊は御浄土へと送られました。
奇跡の様な天候回復の中、無事に幾多み霊をお送り出来ましたこと、観音様、ご先祖様、そして協力の皆様のお陰と存じ、厚く御礼申し上げます。