8月15日(土)はお盆の送り火。先祖様や有縁のみ霊を天へとお送りする、ゆかし供養の日です。
み霊送りは水と人、二つの送り方があり、紀三井寺でも四十四年前までは旭橋付近から和歌川へお流ししていたのを、風雨時の困難もあって、境内での火のお送りに代りました。
新仏様などを送る大灯籠九十五基を含む約一四五〇灯余の灯籠には、午後七時前より、地元十一人衆のお世話人様方によって一灯一灯に火が灯され、紀三井寺観音講(笠井わか子総代)が唱える和讃や西国巡礼御詠歌が手向けられました。
午後八時前より、本山僧侶総出仕による読経によって最後の供養を受けた灯籠は、前田泰道貫主をはじめ僧侶方の手で炉に投じら、あまたみ霊は火と共に天へと送られました。
