ケーブルカーとエレベーターを利用することで、車イスの方でも紀三井寺本堂に至り得るバリアフリー整備が行われて四年が経過しました。
ケーブルを利用された方は、これまで約二十二万人に及びます。
それでも、紀三井寺の正面参道はやはり、縁結びと厄除けのご利益も頂ける、あの急な石段です。
相当年配の方が、御足を引きずりながら上って来られ、「この歳でもまだ紀三井寺さんの石段を上れることを確かめたかった」とおっしゃっるのをお聞きして、この石段が、かなりの方々にとって健康長寿のバロメーターになっていると教えられました。
そんな人達が頼りにされておられるのが「手すり」です。
この度、石段北側で未設置だった区間五十二メートルに亘って、(有)前畑建材店様(前畑裕一社長)が、真新しいステンレス製、擬宝珠付きの丹色手すりをご寄進、設置下さいました。
この石段には過去、お二人の方が手すりをご寄進下さいました。
今回のご寄進により、特に石段降下時の安全性が格段に上りました。
年明けに行われる「速駈詣り」時には、終盤喘ぎながら上る選手には「天の助け」となりそうです。
前畑様のご寄進に厚く御礼申し上げます。
石段総数を231→228に改定
ちなみに、今回の手すり設置に伴い、改めて確認の所、過去に実施した転倒防止の石段整備工事により、従来231段と公表しておりました紀三井寺の石段総数は228段と判明しました。
石段南北の手すりは塗装も仕直されて鮮やかに蘇りました。皆様どうか御検分を。
