「鬼は~外、福は~内」!
2月3日(土)の節分夕刻、コロナ禍を経て実に四年ぶりに、本堂に、境内に、あの喧騒が戻ってきました。
午後4時、今年の干支・辰年生まれ、裃姿の福男6名と前田貫主が待ち構える本堂前に、参詣者を威嚇しながら現れたのは赤鬼と青鬼。この二匹の鬼は、人間の心に潜んで、自他共に滅ぼしてしまう煩悩を表すとされ、魔を滅す豆(魔滅)の力で、追い払う儀式が豆まきです。
本堂での追儺式、升の豆を投げつけて、鬼を平伏させた福男の面々は、大樟舞台に移って今度は「福つき大豆まき」。大勢の御参詣者に、福豆や篤志企業から寄せられた景品を投じて福を届けます。
コロナ禍の最中、豆まきは3回出来ず、福豆と景品は袋に小分けされて配布されました。変わらず協賛を継続下さった篤志企業各社に改めて御礼申し上げます。
四年ぶりの節分福男を勤めて下さった辰年生まれ面々は、貴志年伸さん、小島和也さん、田中尚さん、中道一郎さん、松本功さん、南方敏男さんの六名です。ご結縁を拝謝申し上げます。